なぜ最新技術を学んでいるの?という問いに対する3つの答え

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5Gの時代、人工知能(AI)による自動化、IoT、ブロックチェーン、クラウド・・・という新しい技術が次々と生み出されている現代、私たちの仕事だけでなく生活スタイルも大きく変わろうとしています。

とはいえ、別にそこまで変化は感じてない、という人もいると思います。

携帯を持って便利になったけれど、家にある最新技術といえばルンバくらいだし、ペッパー君をすぐに買うつもりもなく、車だって5年前に購入したモデルで十分。IoTを駆使したレジなし店舗のAmazon Goはシアトルに行かないとないと聞くし、今後日本に導入されたとしても自分は近所のおばあちゃんがやっている八百屋に行く予定。仕事は今の会社が最悪潰れない限り、淡々とやっていくつもりだし、特にトレンド最先端の企業に転職して高給をがっぽりもらいたい欲もない。

・・・という方もたくさんいると思います。

最新技術を学んで、どうやって生活や仕事に生かしたらいいのかわからないし、そもそも生かす隙間もない。よって、詳しく学ぶ意欲も湧かない。

確かに、用語も難しいし何だかとっつきにくく、入り込めない人も多いようですね。

では、なぜ単なる一社会人が、最先端の技術を学んだ方が良いのでしょうか?

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チャンスはどこにあるかわからない

これからの時代、チャンスはどこにあるかわかりません。

個人の時代と言われ、学歴や社会的地位だけに縛られずに様々な形で何かを発信したり人々を動かしたり、財を成すこともできるかもしれません。

これまでの時代はもう少し時代が読みやすかったように感じます。

例えば、テレビに出るには芸能事務所にスカウトされなくてはいけないので明日突然アイドルになれるなんてことはありませんでした。しかしYoutubeやSNSのおかげで、名もない人間がある日突然有名になることが夢物語ではなくなりました。

また、これまでは有名大学を出て一流企業や官僚になることが高収入及び成功への道のりだとされ、大学へ入ることが夢への扉を開ける一歩でしたが、起業やユーチューバー、アフィリエイトなどのビジネスで個人が収入を得ることができるようになった今日、単に高収入を望むのであれば大学もマストではなくなりました。

つまり、誰にでもチャンスは来るかもしれない、ということです。

明日、明後日突然来るかもしれないチャンスに備えるには、今の時代を乗りこなすツールを身につけておくことが大事です。

自分は変わらなくても周りが変わっていく

とはいえ、有名になるつもりもないし、今のままの生活で大満足だから、生活や仕事を何も変える予定もないし変えたくもないので、特に最先端技術を今の生活に取り入れようと思わないという気持ちとは裏腹に、周りや環境が変わっていってしまう、ということはあります。

例えば、高校の時の仲の良い友人関係を保ちたくて自分は変わらずにいようと思っても、10年20年と時間が経てば必然的に周りの環境も状況も変わり、友人関係も変化していった、という経験は誰しも持っていると思います。

望むと望まないに関わらず、周りが自分の望むスピード以上の速さで変わっていく、ということがあるかもしれません。

また、最新技術の分野に公共機関やインフラなどが入り込めば、自分も一部導入しなければ社会についていけずしぶしぶ導入することになるでしょう。

そんな未来が予想されるのであれば、前もってどんな仕組みが作られるのか、学んでおくだけでも心強いと思います。

時代に即した教養

人類が歴史や文学を学ぶときのように、何かを学ぶのは仕事や生活に直接変化を及ぼす時だけではありません。

先人の知恵を活かすために学ぶこともあります。

パリの社交界のように他人との会話を楽しむための教養として学ぶこともあります。

誰かを理解したいから、その人が見ている世界を学ぼうとすることもあります。

何かの役に立つことを信じて学ぶこともあります。

最新技術を勉強して仕事の役に立つの?来月からお給料上がるの?昇進できる?と思う前に、

学ぶとは何のためであったか、ということを今一度思い出してみてください。

時代を理解したい。

今自分の周りにいる人を理解したい。

現代の天才と言われる人の頭の中を覗いてみたい。

困っていることを解決するアイディアが欲しい。

そんなちょっとした願いから学んでいくことが人々の教養を深め、社会生活を豊かにすることでしょう。

まとめ

歴史を知ることと同じくらい、自分たちが今生きている『現代を知る』こともとても大事なことです。

多くの問題や新しい情報で脳が疲労していることは事実ですが、そんな時代とうまく付き合っていくにはどうしたら良いか、目を背けずに考えていく、そして柔軟に学んでいくことが、また一歩次の時代への橋渡しにもなるのではないでしょうか。

 

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