宅建の勉強を始めてみたけれど、内容が小難しくて頭に全く入らない!という方もいると思います。宅建は独特の言い回しや法律用語が多いため、日常生活で触れている単語や言い回しよりも難解な言葉遣いをする印象を持ってしまう人もたくさんいます。
問題を解いていても、何度も同じ箇所を読んでいて、全く前に進まなくて困ってます。
試験範囲も広く、時間だけが過ぎていくので焦りますよね。
そこで、今回は宅建の内容が小難しくて頭に入らなくて困っている人のために、効果的な学習方法をご紹介します。
効果的な勉強方法のコツ
同じ単語を目に触れる回数を増やす
人間は、意味がわからなくても何度も目にするものは自然と頭の中に取り入れていく性向があります。街中の広告やコマーシャルなどでも、覚える気が無くても知らず知らずに覚えてしまっている歌や語録などもあると思います。何度も目にすることで、そのトピックや単語に親しみが湧いて頭の中に入りやすくなります。
つまり、わからなくてもいいから数をこなす、ということがコツになります。実際には、問題を解いてみて、言葉が難しくてわからない、頭に入らないとしても、とにかく答えを選び、まずは解答を読んでみます。解答を読んでも分からなければ、とりあえずは飛ばします。
それを何度も何度もやっているうちに、「以前似たような問題を見かけたなあ」と脳が気付き出し、親近感を持つとともに、頭の中に取り込みやすくなっていきます。同じ問題や答えを何度も目にするうちに自然と頭の中にその単語や質問・解答が定着していくのに気付くと思います。
わかるところから始める
わかるところから始めるというのは当たり前のようでいて、とても大事な方法です。小難しい本をずっと読み続けていると脳は疲労をしてしまい、いずれみるのも嫌になってしまいます。それを回避するには、「達成感」を感じる必要があります。達成感を感じるには、どんなに簡単でも、まずわかるところから解いていき「解ける」という感覚を得ることが大事です。
例えば、FPの資格をすでに持っている人は税金の部分から始めたり、すでに不動産投資をしたことがある人は権利関係や税金からなど始める、またはひらがなの多い土地や建築に関するテーマから問題を解き始めるのも良いでしょう。
一通り全トピックに目を通す
わからなくて一つのテーマに時間を費やしてしまった、ということもありますが、一つのテーマに縛られず、3つのテーマを幅広くこなし、触れてないトピックがないようにするということが大事です。どのトピックも難しく頭に入りづらいのであれば、触れてないトピックに触れるのが遅くなればなるほどそのトピックに入り込むのが遅くなるので、なるべく早い段階で全トピックに一通り目を通すことが大事です。
わかりやすいオススメの問題集
噛み砕いてあり、読みやすくわかりやすいオススメの参考書はこちら!
わかりやすい参考書
宅建の過去問を解いてみるとわかりますが、宅建はとても難解な用語が多く出てきて理解するのに時間がかかってしまいます。
実際の試験に合わせて、難解な言い回しに慣れる必要はあるものの、勉強する時点では、なるべくなら余計なストレスなく内容を理解したいものです。
そこでオススメなのは、こちらの宅建の参考書です。
みんなが欲しかった! 宅建士の教科書 [スマホ学習対応(例題付)] 2019年度 (みんなが欲しかった! シリーズ)
言い回しも内容も噛み砕いてあり、表現がとっつきやすいため、スラスラと頭の中に入ってくるのでとってもオススメです。
宅建の漫画を活用するのもいいですね。
過去問アプリ
『2019 宅建 過去問11年分』というアプリがあり、参考書などで見かける過去問の内容と同じものが入っています。
アプリで勉強する一番のメリットは、スイスイ次の問題に進めるので時間が短縮できることと、机と椅子に座って勉強しなくても良いこと(寝ながらできますね)、時間と場所を選ばないこと、です。
長時間机に向かって勉強していると、肩こりや腰痛の原因にもなりますが、ソファでゆっくりしながらアプリを使うこともできます。また、通勤時にはアプリを使うことで、重い参考書を持ち運びしなくても良いという利点もあります。
長丁場になる試験勉強では、持続可能な勉強方法の追求ということが試験合格へのキーとなってきます。
まとめ
宅建は、漢字も多く法律用語も頻出してくるため、馴染みのない表現方法を理解するだけで一苦労します。特に独学の人は、戦略的に勉強方法を調整していくだけで、合格への道がぐっと近くなるので、定期的に勉強方法を見直し、効率的に進めるようにしましょう。