企業派遣として憧れの海外駐在員として現地に派遣されることが決まったのはいいものの、英語が話せない!と不安を抱いている方、実は多いのではないのでしょうか?
海外派遣前に職場から近い語学学校に通わせてくれる会社もありますが、焼け石に水・・となかなか改善点が見つからずに苦労している方も多いようです。
一番の問題は、改善点がどこなのかわからないことですね。
難しい英語の文章は読むことはできても、スピーキングとなると「今日は天気がいいですね」くらいの短文を言うのが精一杯という人も多いですね。
こんな状態で部下に英語で指示を出せるのか不安です・・(汗)
今回は、そんな読み書きとスピーキングスキルに大きなギャップがある方、駐在員として海外勤務をして部下に指示が出せるか不安で仕方ない方、とにかく英語を話す基礎がないと感じている方に英語の矯正方法をお伝えします!
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スムーズに話せない=発音に問題あり
英語は、従来ラテン語やギリシャ語から派生し、ヨーロッパ大陸を北に行くに従ってゲルマン語と混ざりイギリスにアングロ=サクソンの言語として定着した、いわば「簡易化された言語」なのです。
人々が話しやすいと思って多くの人に話されている英語なので、英語の発音のルールからはみ出した発音方法(=ジャパニーズイングリッシュ)では話しづらいのは当然なのです。
もし、今あなたが、英単語や英文法を知っているはずなのに英語がなぜかスムーズに話せないともどかしい思いをしているとしたら、高い確率であなたの発音も改善点があると考えて良いでしょう。
発音は基礎が全て。基礎をあなどるべからず。
英語が話せない人がやりがちな練習方法が、難しい文章を話そうとしてうまくいかないというもの。時間を無駄にしないために気付くべき点は、発音は基礎が全てということです。
RとLの単独発音ができてない人が、Really?と言えるわけがないですよね。
このタイトルを見て「基礎はもう飽きたしいいよ」と思った方、ちょっと立ち止まってもう一度大きな声でABCのアルファベットを最後まで発音してみましょう。
また、単語でよく使われるR / L の発音の違い、 B / W / V の発音の違い、F / Hの発音の違い、THの発音も大きな声で発音してみましょう。
必ず、改善すべき発音があるはずです。
今回は、発音の矯正をする方法についてご紹介したいと思います。
英語には発音(pronunciation)と抑揚(イントネーション/intonation)がある
英語には発音(pronunciation)と抑揚(intonation)という概念があり、二つは似ているようで違います。どちらかが欠けていても英語らしく話すことはできません。
発音の矯正
英語の発音とは、先ほどのABCやRとL、Thの出し方など、一つ一つの音に関するものです。
発音を矯正するにはネイティブの正しい発音を学ぶ必要がありますが、日本の方は特に以下のことに注目してみましょう。
- 個々のアルファベットや単語における正しい舌の位置を習得する
- 口周りの筋肉をつけること
- 口を大きく開けることを意識
英語は日本語よりも口周りの筋肉を使い口を大きく開けて話します。また日本語では使わない舌をとてもよく使うので舌を動かせる筋肉も必要になります。
舌の位置が間違っている方が多いので、必ず正しい舌の位置を確認する必要があります。
ここまで理解を深めたら、おすすめの練習方法は以下です。
- 母音である“a” “o” “i” “u” “e”を口を横に縦に大きく開けて何度も練習する
- R / L の発音の違い、 B / W / V の発音の違い、F / Hの発音の違い、THの発音をそれぞれ練習する
- R / L / B / W / V / F / H / THで始まる単語を連続してひたすら読む
イントネーションを矯正
発音が綺麗になったら、次は抑揚(イントネーション)を矯正する必要があります。
日本語は抑揚が少ない言語なので、抑揚と言ってもピンとこない人も多いと思いますが、抑揚は英語を英語らしく聞こえさせるためにとても大事な要素です。
例えばフランス語とイタリア語は一つも単語がわからなくても違ったメロディーに聞こえますよね。あれが抑揚です。
リズムのようなものなので、音楽的に捉えてみると良いかもしれません。
抑揚を学ぶためにまず認識する必要がある点は以下です。
- 1つの英語の文章の中でアクセントをおく単語とおかない単語がある
- アクセントをおく単語は強調する単語
- 英語の意味によって上昇調と下降調パターンのルールがある
上昇調と下降調のパターンを学ぶ方法は、2通りあり、一つは①ネイティブの言い方を何度も聞くことにより自然と身につける方法、もう一つは②ルールを徹底的に叩きこんで意識的に学ぶ方法です。
語学に才能があると言われる方たちは①の方法が自然にできる人たちが多いのですが、英語に苦手意識があるこの記事の読者の方たちは②の方法で覚えていくことをおすすめします。
また、イントネーションは音感やリズム感とも密接に関わっているので、音感やリズム感がないと感じている人も②の方法で学んでいく必要があるでしょう。
具体的には、発音のように単語ごとではなく、フレーズや文章ごとにシチュエーションを想定して学んでいく、という方法になります。
英語を学ぶ方法
英語を学ぶ方法は二通りあります。
- オンライン英会話コースを受講する
- 独学をする
オンライン英会話コースのおすすめはレアジョブで、スピーキングに特化したコースを在宅で受けられます。無料体験もあるので一度試してみるのがよいでしょう。
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まとめ
英語に苦手意識方がある方は発音やイントネーションを意識して話したことがなかった人も多いのではないでしょうか?
再度まとめてみると、以下のステップを踏むことになります:
- ABCアルファベットの発音矯正
- R/L,B/V/W, F/H, Thを舌の位置と口の開け方に注意しながら改善
- 各アルファベットで始まる単語を何度も繰り返し読む
- 発音が矯正されたことを確認しイントネーションに移る
- 上昇調と下降調のイントネーションのルールを学ぶ
- フレーズごとに練習
次回は発音&イントネーションをマスターした後の学び方をまとめていきます。
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