世の中には二つの収入形態があります。
それは、労働収入とビジネス収入(権利収入)です。
毎日働いて収入を得ている方は、自分がどちらの形態で収入を得ているかということについて考えてみたことがありますか?
用語にとらわれず、概念を理解することが大事ですね。
実はこの二つの形態の違いが、単に働き方だけではなく、人生における時間の使い方、及び幸福度にまで影響を与えているのです。
ビジネスを始めたい、もう少し自由になりたいと思う人はこの二つの違いについての違いを知っておくことがとても大事です。
今回は、労働収入とビジネス収入の違いを見てみると同時に新しい時代にどう備えていくかを考えていきたいと思います。
労働収入とビジネス収入の違い
労働収入とビジネス収入とは、一見同じ『収入』というカテゴリーで考えてしまいがちですが、実は、明確に区別する必要があります。
端的に言うと、労働収入というのは、
肉体的な労働を通じて得ることのできる収入のことを指します。
ほとんどのサラリーマンが、給与という形で収入を得ていますが、
それは時間や肉体労働を切り売りして得ることができる労働収入になります。”労働対価収入”とも言われています。
働けば働くほど収入は増加しますが、
働くことをやめた途端に収入はなくなります。
また、毎日どんなに働いて汗水垂らしても、
時間を売っているだけなので、そのビジネスは自分のものにはなりません。
報酬はビジネスオーナーによって決められますが、
基本的には『労働力が搾取される側』にまわります。
労働収入を得ている人は以下:
- サラリーマン(ホワイトカラー含む)
- 肉体労働者
- アルバイトなど
一方で、ビジネス収入というのは、
『事業収入』と呼ばれますが、別名『不労所得』とも言われます。
不労所得とは、実労働が伴わなくても自動で収入が生み出される収入形態のことです。
収入が自動で生み出される仕組みを一度作ると、その後はその仕組みが勝手にもたらしてくれる収入を享受しながら生きていくことができます。
肉体労働や時間を切り売りする必要はありません。
配当が大きい長期投資や不動産投資などは不労所得の良い例です。
お金がお金を生み出してくれたり、自分の資産がお金を生み出してくれるのです。
また、音楽プロデューサーや作家など印税が入ってくるものも権利収入になります。
自分が過去に働いたものがアセットとなり、未来にわたり収入を生み出してくれる仕組みになってくれます。
ビジネス収入を得ている人は以下:
- 実業家
- 投資家
- 不動産投資家
- 音楽プロデューサー
- 作家
『パブロとブルーノの物語』
『パブロとブルーノの物語』という物語を知っていますか?経営者や自分でビジネスをしようとしている人には有名な物語なので知っている人も多いと思います。
この物語は、目先の収入に捉われず仕組みづくりを構築していく大切さを説いていて、変化の激しい現代社会に最も当てはまる物語と言えるでしょう。
まだ見たことない人はぜひ見てみてください↓
この物語の中で、パブロとブルーノという若者はそれぞれ以下のように描かれています。
ブルーノ・・・ 目先の収入にだけ捕らわれ、肉体労働によって時間を切り売りする働き方をする人
パブロ・・・ 仕組みを作ることで自分が働かなくても収入を得ることが出来る人
仕組みを作るまでの数年は、ブルーノの収入が上回っていましたが、仕組みを一旦作った途端にパブロが逆転するという話です。さらにパブロは仕組みが勝手に収入を生み出してくれるため、自分では何もしなくて良くなり、自由を獲得します。
そしてその差は、数年後には簡単には縮めることができないほど雪だるま式に大きなものになっていきます。
これからの時代に手にしたいスキル
IoT(Internet of Things)やAI(人工知能)の時代と言われ、既存の企業や仕事がなくなろうとしている今、働き方や収入を得る方法も必然的に変化していきます。
この時代に手にしたいスキルは何と言っても
ビジネス収入(不労所得)です。
ビジネス収入を手にすることで、以下のようなライフスタイルを実現できます。
- 何もしなくても収入が入ってくる
- 時間(時給)=お金という概念がなくなる
- 毎日朝起きて会社に出かけなくても良い
- 好きな時間に好きなことをできる
- 会社や他人に縛られず自分で時間を管理できる
- 労働収入よりも高い報酬が期待できる
- 余った時間を他のことに使える
- 休暇を楽しんだり家族との時間を大事にできる
- 会社を辞めてもいいと思える
総括して『自由を手に入れられる』と言えますね。
なんだかいいことづくめですね。早く実現しなくては〜!
まとめ
これからの時代に必要なスキルは『ビジネス収入』を得るためのスキルです。
つまり、長期的にアセットとなり収入をもたらしてくれる仕組みづくりをしていかなければいけません。
実現する方法は一つではなくいくつもあるので、自分に合った方法で構築していくのが良いでしょう。
実現する方法についてはまた別の記事で書いていきます!
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