ドイツの詩人ゲーテの格言に学ぶーやりたいことが分からずモヤモヤするときの対処ステップ3つ

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20歳、30歳とキャリアを積み重ねていくにつれ、誰しもやりたいことが分からずにモヤモヤするときはあるでしょう。もともと特にこれといってやりたいことはなかったという人もいれば、やりたいことが分からないままに流れに任されてきてしまったという人もいると思います。

やりたいことをやってきたはずなのに、ある程度満たされてしまうとわからなくなってしまったり、目標が達成されてしまうとその後の道が見えなくなってしまったり、30代40代と年齢を重ねていくと頭の片隅で「過去に戻れたらもっとこうするのに」と思うこともなくはありません。

一生懸命やってきたことに対して「こんなはずじゃなかった・・・」と価値観が変わっていくこともありますね。

ミッドライフクライシスというものかな・・と不安になります。

それは突然訪れたりもします。

ここ数年どんな壁も乗り越えてきたのに、なんだか閉塞感を感じる・・・

これから何していいかわからない・・

という方に、やりたいことが分からずモヤモヤするときの対処ステップ3つをご紹介します。

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①抱えてる心配や不安、実はやってみたかったことを紙に書き出す

ドイツの古典派詩人のゲーテの格言に

漠然とした不安に身をまかせるより、確かな一歩を踏み出すこと

という言葉があります。

誰でも不安に襲われると頭がそのことでいっぱいになってしまい、良からぬことを考えたり、勝手にシナリオを想定してしまったり、頭の中で考えることに多くの時間を費やしてしまいます。

そんな中で、頭をさっと切り替え

「今できることは何だろう?」

と具体的に考えることがとても役に立ちます。

その方法はとても簡単です。

不安になって数時間もモヤモヤとした頭を抱えている時に、紙とペンを手に取り

  • 不安に思っていること
  • 何となくやってみたかった(けどできていない)こと

を箇条書きで書き出していきます。

心理学的にも、不安な気持ちというのは吐き出すことで軽減されると言われています。

友人に話すのも良いですが、紙とペンを持って書き出すのであれば自分一人ですぐにできます。

また書こうとすることで、脳に思考をまとめようとする働きが生じ、

自分ややりたかったことが見えてくるので、思考の可視化も出来ます。

② 小さくても達成感を得ることが必要。1日で終えられる1日1タスクを心がけよう

このゲーテの格言が言っているのは

「アクションを起こすこと」

つまり

「今日具体的に一つでも良いから何か行動すること」

そして、その小さな行動によって達成感を感じ、前に進んでいくことが大事であるということです。

上記の例であれば、紙に不安ややりたいことを書き出した後に

次のステップとして、その項目に対して、

今対処できる最も簡単なこと

を考えて横に書き出してみます。

例えば、「英語を話せるようになりたい。海外に行きたい」ということであれば、

⭕️「英語の教材を買ってきて1日1ページ解く」や

⭕️「英語の無料アプリを1日1項目進める」ということが挙げられます。

そうすると、自然と今の自分が簡単にできること(やるべきこと)が見えてきます。

例えば書店に行き英語の参考書を買ったり、実際に英語の無料アプリダウンロードしてみて

1項目解いてみます。

そうすると、それを終えたところで達成感を感じることができているのがわかります。

人間にはこの達成感を感じるということが、とてもとても大事です。

『1日1小タスク』を目標に、こまめに達成感を感じてみましょう。

③ 短期目標と中長期目標は分けて取り扱う

短期目標と中長期目標というのは、関連していますが実は性質がとても異なるものです。

ざっくばらんにいうと、

短期目標は毎朝思い出して力を入れておきたいこと

中長期目標は、少し忘れておいた方が良いこと。

なのです。

例えば、「お金持ちになりたい」という夢があったとして、

それを短期目標として毎日考えると、その非現実的な夢に「ムリだ・・」と打ちのめされてしまうか、宝くじを大量に買うしか方法はなさそうです。

一方で、長期目標としてお金持ちになる目標を据えておきながら、当面は短期目標として「とりあえず1年で100万貯めるために月8万貯めて資産運用をする=>食費を1日1000円で済ます」などとという細かい目標を立てると、自分でもできそうな感じがして、俄然やる気が湧いてきます。

なので、先ほどの留学の例で言うと

⭕️「英語の教材を買ってきて1日1ページ解く」や

⭕️「英語の無料アプリを1日1項目進める」という短期目標は良いですが、

NGなのは、

❌「いつか留学する」

という漠然とした大きすぎる目標を書いてしまうことです。

留学にはお金も時間も必要になり、前準備も時間がかかります。

長期的な目標としては大きな夢を持ち続ける必要がありますが、夢はやる気が出る一方、時には考えただけで「ムリかも・・」と思ってしまうこともあるので、モヤモヤしている時には不向きでしょう。

まとめ

実はとてもシンプルな「行動すること」という対処法ですが、大事なのはそれを日々続けていくことです。

ノートに書き出しては目標を達成し、また次の目標を書いて達成する、ということを積み重ねていくことにより、達成感も高まり、モチベーションも保たれます。

そしてしばらく続けていると、以前いた場所より高いところに進めた自分を感じることができます。

ものは試しと思って、実践してみてくださいね。

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