今日は証券アナリストの勉強がなんかはかどらないなあという時のおすすめの方法をご紹介します。
証券アナリストだけではなくて、資格一般に言えることかもしれませんが、証券アナリストは特に分野が3つに分かれていてカバーする分野も広いので、より役立つ方法です。
勉強期間は数ヶ月から1年と長いから、だんだんダレてきますね。
時間をかけた分だけ理解しているわけではないこともあったり・・・。
集中力が続かないのかしら。
本を読んでも実際に問題を解いてみると頭に入ってなかったなんてこともあるんだよねえ・・。
年に2回ある証券アナリスト試験。半年から1年にわたる勉強期間は短いようで長く
だらだらと時間が過ぎていってしまうなんてこともあります。
また、疲れてしまって集中力が途切れてしまったり、何度も同じ箇所を間違えているなんてことも出てきたりしますね。
証券アナリストの勉強には効率の良さは大事ですが、勉強法も工夫することでより多くの情報を学ぶことができます。
今回ご紹介するのは、
時間で区切るのとトピックで区切るのとどっちがより集中しているかを考える
というもの。
例えば自分が勉強する際には、
「今日は2時間財務分析をしよう」とか
「今日は債券について学ぼう」とか
「問題を5問とこう」などと
自分が今日やるべきことを時間で区切る人とトピックで区切る人がいると思います。
まずはどのように計画を立てているか自分の傾向を把握してみてください。
それぞれの方法をとっている人は以下のようなタイプが多いのではと思います。
トピックで区切る:一つのトピックと終えようと言うモチベーションがあるが、焦ってしまって終えることに執着しすぎてしまう
時間で区切る:ゆっくりした人、でも集中できる
これを変えてみようという方法です。ちょっとした人間の心理をついた方法かもしれません。
ちなみに私は毎回トピックで区切るタイプでした。
今日は「ポートフォリをやる」「純資産の問題を解く」と決めて
それが終わるとスッキリした気持ちになり、できれば早く終わらせようとする癖がありました。
それはそれでワークしている間は良いのですが、何がネックかというと
「早く終わらせたいがゆえに曖昧なままでも問題を解き終えたら終わりとしてしまう」
傾向がありました。
折角そのトピックについて重点的に学んでいるのに、「終わった」という感覚だけが欲しくなってしまい、理解が曖昧なまま次に行くなんてことがよくあり、これじゃダメだと思い、
時間で区切る
勉強法に変えてみました。
すると、
「今日は2時間勉強する」と決めたら、トピックが終わっても終わらなくても2時間勉強し続けなくてはいけないわけで、そうすると人間はまた怠惰なので2時間の間に2つも3つもトピックを詰め込むよりも、
「じゃあこの1つのトピックをゆっくり2時間かけて学ぼう」
という気持ちになるわけです。
そうすると、どうなるかというと、一つのトピックを丁寧に学ぶようになります。
逆も然りで、
ずっと時間で区切っていた人は、毎日2時間勉強しているにもかかわらず、
「なんだか先に進まないなあ〜」なんてこともあると思います。
そんな時、トピックで区切る方法に変えて、例えば「今日はリース会計を勉強する」と
決めると、2時間以上経とうがリース会計が終わるまで今日の勉強は終わることができないので、
与えられたトピックを必死で進もうとします。
その人の性格次第、というところはありますが、行き詰まっている方は
ぜひやってみてください。