先延ばし癖がある人について前回少し解説しました。
先延ばしをする人にとっては、「ガンバって」とか「すぐやって」なんて言葉は、何の効果もないどころか、言っているこっちが罪の意識を感じてくるくらい先延ばしというのは克服しがたい症状です。
今回は、「先延ばしって何?」という先延ばしコンセプト初心者の人のために、先延ばしグセがある人はこんな症状だよ!っというのをそっと教えるために、いつくかの現象をざっとご紹介します。
人によっても異なるので、当てはまるものがない=先延ばしではない、ということでありませんのでご注意を。
- プレッシャーを受ければ受けるほどできない
- 情報収集やリサーチに異様に時間をかける
- 「今すぐやって」「うん、わかった」のやり取りの後、何も変化がない
- やりたくないものを避けるために、別のやりたくないものをやる
- 優先順位がつけられない
- 「なるべく早く」「時間があったら」「できれば」「様子見て」などの言葉で依頼される温度感がわからない
- 自分の話をしている時は人のことを気にせず話すが、人の話に長い間集中できない
- 人の話は、相槌少なく静かに聞いているが、手足や視線や体のどこかが動いていて、動きはなぜか鬱陶しい
- 前日に追い込み方式なので、だいたい寝不足
- 自分で計画立てて何かを進めるより、人に指示されていることをこなしている方が楽そうに見える
他にもいろいろ現象はあるのですが、ざっとこんなところです。
自分自身、または身近な人にこんな現象が現れたら、先延ばしに悩んでいないか注意してみましょう。
本人は本人なりにどうすればいいかわからず、暗闇のトンネルにいるということもよくあるので、まずは状況を受け止めてあげることが大切です。