宅建を独学で勉強しようとすると問題集のテーマに沿って勉強することになります。市販の問題集を使って勉強すると宅建は大きく分けて4つのトピック(宅建業法、権利関係、法令上の制限、税その他)に分かれます。
一見して、「そんなにあるのか・・」と思いがちなトピックですが、よくよく見てみるとそこまで難しい内容ではないものもあります。
各トピックの小トピックをきちんと最初に頭に入れることも大事になります。
よく見てみると生活に根付いた内容もなくはないですね。
ただ、別の記事でもご紹介した通り、漢字も多く独特の表現もあるので、内容を難解に感じる人も多いのがこの試験の特徴です。
この大別された4つのトピックをうまく活用して、効率的な勉強をする方法を今回はご紹介します。
問題は1日50問解く
参考書をよく見てみると、4つのトピックで大きな比重を占めるのは宅建業法と権利関係であり、この二つには丸々一冊の本が割かれていることがよくあります。もっとよく見てみると、対応するトピックの参考書は、それぞれ100問程度あります。
一方で、法令上の制限、税その他は参考書が1冊の本にまとまっていて、問題集はそれぞれ50問くらいが用意されていることがあります。
もちろん、一つの問題集の例題が全てではないので、50問解けば合格するというものではありませんが、ある程度の指標になることは確かです。
そこで、おすすめの勉強法は1日50問を解くというものです。
そうすると、どうなるかというと6日で全問題集を解き終えることができる計算になります。つまり1週間で全トピックをおさらいできるのです。
最初の頃は50問解くのも辛いですが、解いているうちに似たような問題が出ていることに気づきます。
小トピックを解いたら小休憩を入れる
小トピックにおいては5−10問程度ほどなので、各小トピックを解いたら、間に休憩を入れる方法がオススメです。宅建は、FPよりも漢字も多く、独特な言い回しも多いので、頭が思った以上に疲労してしまうことがあります。
また似たようなテーマが多いので、それぞれの小テーマを混同させないためにも、トイレに行ったり背伸びをしたり、お茶を飲んだりと、小休止を入れながら進めていくのがコツです。
問題集を解く→読む→書き出す
問題を50問解いたら、次は参考書の方に戻り、内容を一度ざっと読みます。ここではまだ詳細まで覚えられなくても大丈夫です。
その後、表になっている暗記が必要な項目や、ややこしい数字、概念、注意事項など、自分が問題を解いていて間違った部分や分かりづらかった部分などを紙に写していきます。
問題を読むだけでも解くだけでもダメで、紙に書く、という作業によってさらに頭の中に定着させることができます。
過去問は1日1つ並行して行う
問題集を解き、参考書を読んで書き出す方法とは並行して、過去問を1日1年間分を解くことをお勧めします。
過去問を解くことの利点は、それによって出題傾向がつかめることです。
やはり過去問は王道であって、過去の問題や類似問題が出るということは否めません。また、過去に何度も何度も出た問題が大事であると意識が自然と記憶の中に定着し、本を読む際にもより注意をして読むようになります。
まとめ
宅建は難しいと思われる試験ですが、戦略的に勉強していくと攻略が可能な試験です。また、難解な用語が多いため、休憩をうまく取り入れながら、メリハリをつけて勉強していくことが長続きのコツになります。
効率的な勉強方法をうまく取り入れて乗り切りましょう!