アジリティとは、英語で”Agility”と書き、機敏さや軽快さなどのスピードを表します。
もともとはスポーツや瞬発的な動きをする際に使われる言葉ですが、
IT技術の普及に伴い様々な場所で頻繁に使われるようになってきています。
「ビジネスアジリティ」
というように、
昨今の目まぐるしく変化する環境に対応するために欠かせない
組織運営や経営における機敏性を指します。
不確実性が高い昨今に、不意に訪れる環境の変化において、人事的観点やプロジェクトの方法、ビジネスの方向性など、効率的でありながら柔軟に対応し、変化に日々対応していく能力が求められてきています。
つまり、単に一つの場所からもう一つの目的地へ動くための機械的な速さということではなく、
どこに動いていいかわからない状況で的確に判断をして
動くべきところに動く、という機敏性のことです。
じっくり考えてより良い判断をしたいところですが、時間をかけることがそれだけでロスなんですね・・・
意思決定に的確さと素早さが求められる時代ですね。
意思決定にスピードは大事ですが、意思決定にはそれなりの判断基準や情報が必要になるため、常日頃から情報収集への努力を怠らず、時代への感度を磨いておくということが必要になってきます。
また、自分たちがどこへ向かおうとしているのか、目の前の個々の環境が少しずつ変わっていく中でもブレないでいられるためには明確なミッションやゴールも必要です。
的確さ x 素早さ のアウトプットであるアジリティが新たな評価基準になりそうです。