独学で宅建を勉強する場合に、役に立つ方法と役に立たない方法

資格

独学で宅建を勉強すると、勉強方法はおのずと自己流になります。

インターネットで情報を集めて、いいと思った方法をとっているつもりでも、他人の勉強方法と比べてみるとだいぶ偏っていたり、まだまだ詰めが甘かったなんてこともあります。

通信教育を使っているのであれば、スクールが推奨している勉強方法を取り入れることもできますが、テキスト選びから勉強方法まで全て独学の場合は、常に勉強方法を見直しながら進めていく必要があります。

一人で勉強しているとこれでいいのかなと不安になってきたりしますよね。

たまに誰かの独学の勉強記録ブログなどを読むと安心できます。

今回は、そんな人の参考になればと、独学で宅建を勉強する場合に、役に立つ方法と役に立たない方法をご紹介します。

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役に立つ方法

過去問を最初にやる

予備知識がない場合は過去問を最初にやっても苦痛なだけなので、一通り参考書を読み終えてなんとなく内容がわかった後がベストですが、過去問を一度解いてみるというのがオススメです。

思っていた以上に問題文が硬くて解きづらかったとか、思っていた問題形式と異なるなど新たな発見もある他、出題傾向をつかむことができます。また、あまりにもできないと焦ってさらに力を入れる気になるので、良い起爆剤になります。

その後、ここの問題集を解いたら、試験前は再び過去問に戻って解くのが良いでしょう。

携帯のアプリを使う

携帯のアプリはお手軽で一問一答向きです。問題の数もちょうど良い分量が入っていて、アプリの問題を隙間時間にやりながら本の問題集を解くことで、同じ問題に自然と2、3度遭遇することができ、自然と答えを覚えていきます

携帯はどちらにしてもどこへでも持っていくので、ちょっとした空き時間に問題を解くこともできるし、重い参考書を持って歩かなくて良いのもとても効率的です。

 

役に立たない方法

一つのテーマに時間をかけすぎる

テキストを読んで問題集を解くという方法を取る場合、テキストで一つのテーマが終わるまで次のテーマに行けないので、問題集を解く時間も合わせると数週間後に次のテーマにいくなんてこともあったりします。

一つのテーマをみっちりやったのでよし完璧!と思いきや、以前やったテーマの内容忘れている・・・ということも往々にして出てきます。

「宅建業法」に1ヶ月かけ「権利関係」に1ヶ月かけて、「税・法令」をやると、また次に「宅建業法」に戻ってくるときは2ヶ月半後くらいになっているというリズムになります。2ヶ月半前にやったことって、結構忘れていますよね。

わからない部分に時間をかけるのは良いことですが、特に試験が迫ってくる9月などは一つのテーマにかかりすぎて他のテーマ内容を忘れないように、全部のテーマに数日おきに触れながら勉強する方が良いでしょう。

テキストや問題集を買い込みすぎる

どのテキストが良いのかわからないため、参考書を多く買い込んでしまう人がいます。でもこれはかえって逆効果の場合があります。

テキストを問題集を解く一番の理由は「繰り返し解く」ことで「覚える」からであります。毎回テキストを替えていたのでは、毎回「新しいテキスト」の形式に慣れなくてはいけず、記憶に定着しづらいのです。

同じテキストや問題集を2度3度解くことによって「この間見た問題だ」と感じることができ、問題と答えを覚えていくことができます。

またテキストを買い込みすぎることで、「いつかはこの本も読まなければ」と脳に余計なストレスをかけることになり、焦って勉強に集中しづらくなります。

テキストによって多少の良し悪しはありますが、まずは1冊と決めてテキスト本を読み、それに沿った問題集を解いて、過去問をさらに解いた後に、間違ったところを含め何度も繰り返し読み込むことが大事です。

それでもあまりにも余力があるようであれば、他の問題集を解いてみるのも良いでしょう。

まとめ

宅建の勉強方法は人によって異なりますが、人間の記憶力に良い方法とあまり良くない方法というのはどの試験にも一般的に当てはまる音が多くあります。

脳の負担を一番抑える形で、快適に勉強していくことが、試験合格への近道になります。

 

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