外資系企業で働くと、実力主義、すぐクビになる、人の異動が多い、と何だか大変そうなイメージがつきまとうと思いますが、実は社内の雰囲気はとてもカジュアルで、いいこともたくさんあります。
そのうちの一つが「リラックスした社内ミーティング」です。
パフォーマンス会議やコンプライアンス会議のように、真面目一徹で終了する会議も中には当然ありますが、ビジネス会議においてもちょっとしたゆとりがあるなと感じる場面がたくさんあります。
今回は外資系企業での社内ミーティングの良さについてお伝えします。
メリット
冗談を言っても良い雰囲気がある
外資系企業は、ビジネスミーティングにおいてもちょっとしたユーモアを挟む余地があります。
会議のはじめや、個々人の発表時に、冗談を言って場を和ませようとする人もいて、会議が和やかに進行することが多いです。
日系企業のミーティングでは、1秒1分の冗談も「時間の無駄」と言わんばかりに、とても真面目に形式ばったミーティングが淡々と進行されるということもあります。
話が片付いたらさっさと終える
ミーティングの目的は何かを議論して結論を出すということなので、30分や1時間のミーティングをみっちり時間まで使おうという形式にこだわっている人はいません。
むしろ皆自分の仕事が忙しいので、なるべく省略して早く終わらせたい、という意識があります。
日系の企業では、すでにメールなどで出回っている情報についても形式上再度報告をする場合がありますが、外資系の企業では「それもう聞いたよ、次行こう」という呼びかけがあり、話が片付いたらさっさと終えて会議室を離れる、という場合が多いです。
水やお茶が飲める
外資系の企業のミーティング室には、常日頃からグラスとペットボトルの水が置かれていたり、コーヒーメーカーが会議室に設置されているところもあり、会議中に喉を潤すことができます。
一方で日系の企業は、「会議中に飲み物を飲むなんてだらけている」という考え方もあり、飲み物を持ち込む人がいない、という会社もあります。
外資系企業では、話しをしすぎて喉が乾いてしまったり、会議が長引いて脱水症状にならないようという実利に沿った考え方もありますが、「飲み水は必要なこと」「飲むことは悪ではない」という教育からきていると感じられます。
例えば、海外の大学では、大学の講義室に水や飲み物を持ち込むことは何の問題もありませんが、日本の教育では飲み物食べ物が持ち込み禁止である場所が多いようです。
実際、海外の外資系の企業の採用面接に行くと、面接前に秘書の方に飲みたいものを聞かれ、水やコーヒーが出てくることが多々あります。
気軽に飲み物を飲みながら会議をすることに慣れてしまうと、飲み物禁止の日系企業でのミーティングに窮屈さを感じることもあるでしょう。
足を組める
日本では、足を組むことは「行儀が悪いこと」「失礼なこと」にあたると感じる人も多いようですが、外資系企業ではそんなことは全くありません。
海外では学校や職場でも個人の座り方によって足を組んでいたりしますが、日本では特に目上の人の前で足を組んだり、背もたれに腰掛けて顔を上げて堂々としていると偉そうだとみられてしまう傾向があります。
外資系企業では、「健康な座り方」ということ以外には、特に会議中や仕事中の立ち方座り方について言及されるということはありません。
むしろ、あまり自信がなさそうに猫背で座っていることはよしとされず、足を組んで胸を張って上向きに堂々と座っている方が好印象という場合が多いです。
デメリットと厳しさ
外資系で働くというのはメリットだけではなくデメリットもあります。
常にパフォーマンスを出さないといけない
仕事は基本的にはパフォーマンスを出し続ける必要がありますが、特に外資系では厳しいといえます。
仕事の速さとクオリティーを同時に出すには、効率性が求められます。
仕事のスピードをあげ、効率的に作業をすすめるには、Excelやパワポなどの作成方法なども工夫していくとぐっとパフォーマンスがあがります。
英語ができてあたりまえ
外資系の企業の本社は海外にあるので英語で本社にレポーティングすることがよくあります。社内言語が英語であることも多く英語ができることが当たり前だとされています。
英語に少し苦手意識があり、上達したい人は、オンライン英会話などで独学するとよいでしょう。
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英語の学び方についての記事は以下です。
まとめ
外資系企業における社内ミーティングは、目的重視・カジュアル志向でとても気持ちが良いものです。
日系企業は形式と真面目さにこだわる面があるので、人によっては息苦しさを感じるなど合う合わないが出てきてしまうようです。
転職時のちょっとした選択要素になるかもしれないので、自分に合うのはどちらかよく考えてみましょう。
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